Off Fantasy

政治、社会、ゲーム、アニメなど、色んなテーマを扱えたらいいなと考えています。

他国に無関心なのか

 

ちびまる子ちゃんはいいアニメだ。子どもの頃から好きで愛着もある。

しかし、世界にはアニメよりも大切なことがあるのではないだろうか。

5月21日にウクライナ大統領が平和公園を訪れた。これを報じるニュースで放送が延期された際に、一部から不満の声があがったという。「楽しみにしてたのに」だの「子どもの気持ちも考えてください」だのと、嘆きの声があがったというのだ。

情けない話だ。何を寝ぼけたことを言っているのだろう。子どもの楽しみなんて、今の日本には他に沢山あるではないか。一つ失われたくらいで、わざわざ文句を言う必要があるのだろうか。親世代だけでなく祖父母世代までが平和ボケしてる時代になった日本では、こういう薄情な人間が増えている。他国に無関心である。

日本は被爆国として世界に平和を訴えているが、国民がこんな低レベルな思考でいるようでは、何の説得力もない。他国の悲劇や苦しみを理解できないで何が平和だよ、寝言言ってんじゃないよ、って話である。

そもそも、この物価高を終わらせるキーマンの一人はゼレンスキー大統領である。物価高が続けば家計も圧迫するだろう。日曜日が終わらないと嘆く前に、物価高が終わらないことを嘆くべきだ。平和ボケしすぎだろ、本当に。

何よりもウクライナ問題は人の命がかかっているのだ。アニメが放送中止になったくらいでくだらないツィートを飛ばす暇があるなら、ニュースの一つや二つ読めばいい。

日本は自分たちだけ被害者面して、他国の悲しみに寄り添うことはしない国民性になりつつある。この傾向は今後さらに強まっていくだろう。教育を間違えているのではないだろうか。